最近では、気軽にオープンできるネットショップが人気になっています。
しかし実店舗での開業も、お客様の顔を見ながら接客するので、細かなサービスができます。
何より、お客様の反応がダイレクトに伝わってくるので、やりがいがありますよね。
とはいえ、オープンまでに何をすればいいの…?
そこで、お店を開くためにするべきことをまとめました。
これでオープンの準備は安心です!
これで安心!店舗開業までにすることリスト
自分のお店を開くとして、何をすればいいのか分からない…
行動に移そうとすると意外とやることが多く、何から手を付ければいいのか分からなくなりがち。
最近はインターネットを活用することでやるべきことはもちろん、オープン後に後悔しないための注意点も分かります。
それでも分からないことがあったり、「プロのサポートを受けながら準備を進めたい」という方は、開業支援契約をおすすめします!
フランチャイズ契約も良いのですが、開業支援ならチェーンの加盟がないため自由な店舗経営ができるんです。
事業計画を立てる・コンセプトを決める
すでにまとまっている方も多いと思いますが、いま一度「どんなお店を開くのか」「どんな人をターゲットにするのか」「何を売るのか」など、振り返ってみてください。
他人に言葉で説明できるかどうかが目安。
ここがしっかりできていると、この後融資の審査を受けるときや宣伝活動をするときに、とても有利に動けます。
逆にコンセプトがブレてしまっていると、開業しても長く続かない原因にもなりかねません。
できるだけ詳しく決めてくださいね。
物件探し
業種によっては、お店を開く場所で客数が大きく変わってしまいます。
事業内容に合った立地条件の物件を探すようにしましょう。
まずはお店を出す地域を決めます。
次に、その地域の競合店や客層を調査します。ここでコンセプトと大きくズレてしまうなら要注意。
お店を出す場所を変えるか、コンセプトなどを修正する必要があります。
問題なさそうだったら、いよいよ物件探し。ここが開業準備でも一番時間がかかるところです。
早めに不動産会社に相談するなどして、余裕を持って物件を探しましょう。
開業資金を集める
具体的な事業計画を立てたり、物件探しを進めるうちに、いくらくらい資金あれば開業できそうか、分かってくると思います。
開業資金を集めるには、主に以下の方法があります。
自己資金
自分の貯金です。自己資金だけで開業資金を全てまかなえるケースは少なく、自己資金に加えて融資を受けるのが一般的です。
融資を受ける
開業したい人向けの融資プランは多く、特に日本政策金融公庫の創業融資は、金利が低くおすすめ。
家族から支援を受ける
親から資金を支援してもらうケースが多いです。
この場合、贈与税が発生することがあるので注意してください。
商品(材料)の仕入れ先を決める
お店を開く際には商品の在庫数を保てるように、仕入れ先を確保しておきましょう。
業態によっては、在庫がなくなったら、経営者が商品を探しに行くシステムをとっているお店もあります。
他にもネットショップを活用して材料を仕入れたり、メーカーや生産者から直接仕入れたり…とやり方はさまざま。
工夫次第で安くすませることもできますよ!
店舗の内装工事・外装工事
施工業者に依頼して、内装や外装の装飾をしてもらいます。
また、このタイミングでレジや什器、厨房設備なども搬入します。
物件によっては、前のテナントが使用していた設備、什器、備品などが残っていることもあるため、費用を抑えたい方はそういった物件を探すことをおすすめします。
スタッフの採用
自分や自分と家族だけで経営するならば必要ありません。
しかしスタッフを採用するなら、雇用形態や人数をはじめ、求人広告を出す媒体も含めて決めておきましょう。
また、接客のルールやレジ締めなどの方法を統一するために、マニュアルを作っておくことをおすすめします。
必要な資格があれば取得する
業種によっては、無資格や無届で開業できないものがあります。
例えば、リサイクルショップを開くなら、古物商許可証。
食品を扱う場合は保健所に食品販売業の営業許可申請をする必要があります。
これを無視してしまうと、刑罰の対象に…。事前に調べておきましょう。
他にも資格を取得することで、宣伝活動に活かすこともできるメリットがあります。
届出を出す
税務署に開業届を提出します。
出さないことに対する罰則はありませんが、控除などが手厚い青色申告が使えなかったり、屋号付きの口座が作れなかったり…とデメリットが大きいです。
期限は開業から1か月以内なので、都合の良いタイミングで提出しましょう。
他にも業種や業態によってやるべき手続きがあるので、事前に役所などに問い合わせておくことをおすすめします。
オープン前の集客
宣伝活動は、オープン前から始めるのが鉄則。
ポスティング、SNS…など、ターゲット層に合わせた方法をとりましょう。
また、オープン前に試験的に営業するプレオープンも有効です。宣伝効果が期待できるだけではなく、運営における改善点も分かります。
まとめ
お店を開くためにするべきことを、まとめて解説しました。
やるべきことは多いですが、リスト化することでスムーズに計画を進められますね。
どんな起業でもいえることですが、お店はオープンしてからが本番。
長く続けていくためにも、準備は入念に行いましょう!