仕組み・ビジネス

脱サラする、その前に!会社員の間にやっておくべき3つのコト!

砂浜に書いたスタートライン

サラリーマンが退職してビジネスを始める、脱サラ。
勤務時間も仕事内容もすべて自分で決められる自由な生活に、憧れている人も少なくありません。
しかし、脱サラすると毎月お給料をもらえる生活は送れませんから、リスクもかなり大きいです。
失敗してしまうと、損失を取り戻すまでにかなりの時間がかかる可能性だってあります。

そこで、今回は、失敗しないためにもやっておくべき準備についてご紹介。
脱サラを考えている方向けに、会社員の間にするべきコトをまとめました!

会社員の立場を活かす!退職前にできる準備3つ

キーボードとCAREERの文字
起業する場合、法人なのか個人事業主なのかで、やるべき準備は変わってきます。
従業員を雇うなら、社会保険や労働時間の管理についての知識は必須です。

ここでは特に「個人事業主として起業する場合」にやっておくべき準備についてまとめています。
個人事業主の場合、経営にかかわるすべてのことは、基本的に自分1人で行います。
実は、基本的に開業届を出すだけで起業はできます。
ですから、開業するよりも起業した後の方が大変かもしれません。

そのためにも、脱サラする前に、安心して経営できる準備を整えておきましょう!

階段を上るピクトグラム
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お金の準備・コスト削減の習慣化

起業するためには、お金がかかります。さらに経営を維持していくためには毎月の支出もかかります。
起業して失敗する原因で最も多いのは、資金が底をついてしまうこと。

この失敗を避けるためには、普段からコスト(支出)について意識することが大切です。

コストはいくらかかるのか…

どうすればコストを抑えられるのか…

脱サラする前から意識することで、何が無駄な支出なのかが分かるようになります。

また、資金を集める際に融資を利用しようと計画している人も多いかと思います。
「資金は融資を受けるから自分で貯める必要はナシ」ではありません。
というのも、融資の審査では「自己資金」が重要な判断材料になるんです。
そのためにも、開業資金用に貯金を始めることをおすすめします。

自己資金とは、自分で用意したお金のこと。審査のときに、通帳を見せて判断されます。
毎月コツコツと貯めた貯金は「計画的に行動できる人である」「開業の熱意がある」と、好感を与えられます。
ちなみに、退職金も自己資金として認められますよ。

一方で、融資のために一時的に用意したお金は「見せ金」だと疑われることもあります。
コツコツと貯めた記録のある銀行通帳など、証明できるものを用意しておくと安心です。

銀行の融資を相談するシーンのフィギュア
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経営スキルを身に着ける

経営者としてのスキルも、会社を辞める前に身につけることができます。
セミナーに参加したり、本を読んだりするのも良いですが、実践するのが一番です。

例えば、マーケティング能力。
商品やサービスが売れる仕組みを作る能力のことですが、立場によってはすでに経験している方もいるのではないでしょうか。
マーケティング業務の経験がない方も、「相手が求めているものは何なのか」と考えながら行動することで、自然と身につくと思います。

また脱サラすると、仕事は自分で取ってくるのが基本になります。
営業力があれば、自分の望む条件で仕事を受けることが可能です。
営業に関係ない仕事をしている方でも、「自分の意見(アイデア)が採用されるには、どうしたらいいのか」と意識することで、感覚を磨くことができますよ。

人脈を作っておく

お金もスキルも大切ですが、一番大切なのは人脈づくり。
それも、ただやみくもに名刺を配るだけでは意味がありません。

脱サラをすれば、周囲の人たちはみんなお金をいただく可能性がある「お客様」です。
普段からトラブルを平気で起こす人が「起業したから仕事をください」と売り込んできても、依頼したくはないですよね。

将来、独立を考えているなら「この人なら信頼できる」と思ってもらえるような人間関係を構築しておくことが大切です。
脱サラした後でも安定した仕事を手に入れたり、困ったときに助けてもらえる可能性も高くなります。

まとめ

脱サラは、「会社を辞める」「起業する」がセット。
会社を辞めただけでは「脱サラした」とはいえません。
会社を辞めて、自分で起業して、はじめて「脱サラした」ということができます。

脱サラをすれば、これまでのように自分を守ってくれる会社や上司はいなくなります。
クレームやトラブル、資金繰りなども自分で対応しなければいけません。

会社員として安定した収入がある間に、経営スキルを身に付けたり、資金の準備や人脈作りなどできることは済ませておきましょう!

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