独立開業をするなら、開業資金と共に経営ノウハウを身に着けておく必要があります。
無事に開業できたのに、上手く経営できずに資金が底をつく…
そんな結果は迎えたくありませんよね。
でも、経営の相談をできる相手がいない…
そこで今回は、無料で利用できる独立開業支援制度をご紹介します。
「経営の相談をできる人がいない」
「このビジネスで成功できるか不安」
そんな人におすすめです!
意外と多い?無料で使える独立支援制度
独立支援制度とは、開業や起業をしたい人が実際の店舗等のビジネスの現場で経営ノウハウを学んだあと、その店舗の屋号や商標を独立時に使用できる制度です。
独立支援制度には有料のものもありますが、無料で使えるものもあります。
今回は、無料で使える独立支援制度の一部を紹介していきます。
よろず支援拠点
国が設置する独立支援制度で、全国に設置されています。
中小企業・小規模事業者、NPO法人・一般社団法人・社会福祉法人などの様々な企業の相談を受け付けています。
伸び悩む売上についてだったり、経営改善、労務や雇用、海外進出など、さまざまなテーマについて相談することができます。
相談料は無料なので、気軽に相談できますね。
また、相談方法は、電話やメールなどがあります。
商工会議所や商工会
商工会議所や商工会では、各分野の専門家から無料でアドバイスを受けることが出来ます。
専門家には「税理士」「司法書士」「社会保険労務士」「行政書士」が在中しており、起業を考える人への窓口が設けられています。
他にも、起業後に無料で上記の専門家を派遣してくれることもあります。
セミナーも定期的に開催されているので、興味があるものを見つけたら積極的に申し込んでみましょう。
都道府県等中小企業支援センター
都道府県等中小企業支援センターは、都道府県および政令指定都市が行う中小企業などを支援するための施設です。
中小企業の経営に必要な相談を受け付けており、経営の知識や経験が豊富な専門家を在中させています。
内容としては、「相談窓口」「専門家派遣」「情報の提供」「事業可能性評価事業」を行なっています。
商工会議所や商工会、政府系金融機関など、中小企業の資源の確保も支援してくれます。
都道府県等中小企業支援センターは、センターへの問い合わせのみで解決できることが多いため、とても時間効率が良いんですよ。
フランチャイズや民間の開業支援もおすすめ!
フランチャイズで開業支援を受けることもできます。
フランチャイズの良いところは、経営のアドバイスを受けることが出来るうえに、その会社のブランドをつかって開業できるんです。
フランチャイズ企業のブランド力が大きければ大きいほど、最初の集客に有利になります。
経営に関しては困ったときには、本部からのサポートが受けられるメリットも大きいでしょう。
なにか不安なことや、困った事があれば積極的に相談しましょう。
フランチャイズ企業の中には開業資金のサポートをしてくれるところもあります。
活用できる支援があれば積極的に活用しましょう。
加盟金が不要の場合もありますので、自分にあったフランチャイザーを探してみましょう。
独自の補助金や助成金の制度を設けているところもあります。
しかし、民間の支援は制度利用の対象者をかなり厳選しているところが多いため注意が必要です。
目的に合わせて、上手に使おう!
様々な独立支援制度を紹介してきましたが、一番は目的に合わせて上手に使うことです。
独立して開業したあとのことまでしっかり考えて活用しましょう。