仕組み・ビジネス

フランチャイズの仕組みとは?絶対に知るべきメリット・デメリット!

ボードに様々な資料を貼って眺める男性

起業(開業)を叶える手段のひとつとして、「フランチャイズ」は有名です。
事業主として契約を結び、本部から経営ノウハウなどを提供してもらって対価を支払うビジネスです。

注意点も多いですがメリットも大きく、しっかり利用できれば大きなチャンスにも。
ここではフランチャイズの仕組みやメリット、注意点などをまとめました。

「フランチャイズビジネスって何?」

「契約前に注意するべきことは?」

といった疑問にお答えします!

そもそもフランチャイズって何?

MeritとDemeritのメモ用紙
フランチャイズは、ビジネスモデルのひとつ。
すでに起業している会社から経営ノウハウや商品を提供してもらい、その使用料(ロイヤリティ)を支払う…というシステムです。

このとき、提供する側をフランチャイザー、提供される側をフランチャイジーと呼びます。
他にもいろんな呼び方がありますが、ここではフランチャイザーを「本部」、フランチャイジーを「加盟店」と統一しています。

アメリカが発祥のビジネスで、日本では1965年ころに初めてのフランチャイズチェーン店が登場しました。
セブン・イレブンなどのコンビニが有名ですが、他にも買取業や介護職といった専門職でもフランチャイズ起業の募集があります。

フランチャイズが人気の理由

加盟店は、ある程度名を知られた企業の看板や商品(サービス)、ノウハウを利用できるため、未経験者でも起業しやすいというメリットがあります。
この点は後ほど詳しくご説明します。

一方で本部には、チェーン店の管理を自分でしなくていい、加盟店から「ロイヤリティ」として収入が入る…といったメリットがあります。
他にも、「素早いチェーン展開ができる」という点も魅力となっています。
新しいお店を開く場合、そのお店の責任者を選んだりする手間が省けるので、本部としても準備の負担が軽くなるんですね。

本部によっては、直営店を持っているところもあります。
直営店とは、経営や従業員の雇用まですべての業務を本部が行っている店舗のこと。
用意している理由はさまざまですが、新商品(サービス)をテストするために運営している本部もあります。

これは心強い!フランチャイズのメリット

すでに軽く触れましたが、フランチャイズに加盟することで以下のメリットがあります。

未経験でも参入しやすい

買取業やハウスクリーニングといった、未経験では難しい業種でも参入しやすいのは大きな魅力です。
実際の運営方法や技術指導はオープン前に本部が行ってくれますし、その後も研修会を開いてくれるところもあります。
接客についてもマニュアル化されているので安心です。

さらに開業後は本部から「スーパーバイザー(SV)」と呼ばれる人が、経営やお店づくりのアドバイスをしてくれます。

運営に専念できる

商品開発は本部の専門部署が担当しています。
加盟店は店舗運営の責任者として、現場に専念することができます。

本部のブランド力(ネームバリュー)が使える

お店のブランド力があることは、集客において絶大なメリットです。
開店初日からの集客があるかどうかは、後の営業に大きく関わります。

そのために開店前の宣伝活動は欠かせませんが、なかなか大変。
フランチャイズならすでに名前を知られた企業の看板を使えるので、負担がグッと軽くなります。
さらに本部が広告を作成、配布までしてくれることもありますよ。

開業資金を準備しやすい

本部によっては必要な道具を貸し出してくれたり、費用の一部を負担してくれるプラン(パッケージ)が用意されていることも。
そういったプランを利用することで、開業資金を抑えてオープンすることができます。

銀行の融資を受ける場合でも、本部のサポートがあるので審査に通りやすいです。

後悔しないために知っておきたいデメリット!

フランチャイズといえど、起業することに変わりありません。
デメリットを甘く見ると悲惨な結果になる可能性も。

慎重に判断してくださいね。

本部の指示、マニュアルに縛られる

フランチャイズに加盟すると経営ノウハウなどを提供してもらえますが、本部に従った運営を求められます。
本部は自社のブランドイメージを守らなければなりません。
加盟店がブランドイメージを崩しかねない行動をしていると、契約解除や賠償問題に発展する可能性も。

自分の考えで内装を決めたり、品ぞろえを変えたりしたいのならば、自力で開業した方が無難です。

ロイヤリティを支払わなければならない

当然ですが自力で開業する場合に比べて、月々の出費は高くなりやすいです。
ロイヤリティは、売り上げに関係なく支払わなければなりません。
そのため、赤字経営に陥ることも。

「赤字になったらすぐに契約切ればいいんじゃないの?」と思ったそこのアナタ!
フランチャイズの契約は、「事業主同士の契約」という扱いなので、基本的にクーリングオフ制度などは使えません!

もし契約期間中に閉店する場合、基本的に違約金が発生します。
そのため赤字のまま経営を続けている人もいるんだそう。

本部の経営状態や他店の影響を受ける

チェーン店ならではのデメリットですが、他店で起こったトラブルが原因で売り上げが落ちるリスクがあります。
他店だけでなく、本部の不祥事でも影響を受ける可能性が。

ずさんな経営をしていないか、リスクマネジメントをしっかりしているか。
契約を結ぶ前にきっちり確認しましょう。

フランチャイズで起業したい!するべきこと3つ

Checkを指差すおもちゃフランチャイズで起業を考えているなら、ぜひともやっておきたい準備があります。

例えばフランチャイズ契約を結ぶ前に、審査があることはご存知ですか?
加盟の条件を満たしていないと本部から契約を断られてしまいます。
その条件は本部によってさまざまで、中には同業の実務経験が求められるところも。

他にも見落とせない注意点がありますので、まとめました。

本部選びは慎重に!

実は、フランチャイズは法的トラブルに発展するケースが多いんです。

公正取引委員会がガイドラインを出すなど、政府としてもさまざまな対策を進めていますが、法整備は追いついていないのが現状。
「対等な契約関係」といわれているのに、実際は本部の方が強い…といった矛盾も抱えています。

トラブルに巻き込まれないためにも、本部選びは慎重に行ってください。
そのためにも、情報収集は手を抜かないようにしましょう。
本部が開いている説明会に参加することはもちろん、お店に足を運んで雰囲気を確かめるなど、出来ることはやっておきましょう。

本部選びの際には、自分の中で「本部に何を求めるのか」を明確にしておくことも重要です。
自己分析をしっかり行ってみると、意外なことに気付けるかもしれませんよ。

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事前知識を身につける

フランチャイズビジネスは、本部の立場がどうしても強くなりがちです。
中には、加盟店からお金を搾り取ることしか考えていない本部も存在します。

そういった悪徳な本部に捕まらないためにも、事前に知識をつけておきましょう。

例えば、契約書の内容をしっかり理解できるかどうかは重要なポイントです。
内容をあいまいに理解したまま契約を結んで、後で「こんなハズじゃなかった!」と頭を抱えても遅いのです。
契約書ならではの言い回しを知っておくだけでも、理解のしやすさは違いますよ。

さらに、自分で考えるクセを身につけておくこともおススメします。

本部からのアドバイスや情報に素直に耳を傾けることはいいことですが、鵜呑みするのは別問題。
思うように売り上げが上がらなくても、責任は基本的に自分にあります。

お店をより良くするために、自分から課題を見つけて行動を起こせることが成功への近道になります。

開業資金を確認、準備する

フランチャイズでは月々支払うお金の他に、加盟するときにもお金が必要です。
有名なのは「加盟金」「保証金」
これらも法的トラブルに発展するケースが多いため、説明会などで確認しておくことをおススメします。

散らばったドル札
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もちろん、この他にも何らかの名目でお金が必要になるところも多いため、あわせて確認しましょう。

本部やプラン(パッケージ)によって、必要になる金額は大きく変わります。
退職金でまかなえる程度の少額なものもあれば、融資を検討しなければならないほど高額なものまでさまざま。
もちろん金額によってサポート内容やロイヤリティの金額も変わります。

開業資金を準備する際には、売り上げが出るまでの生活費も確保したいところ。
余裕をもって準備してくださいね。

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まとめ

フランチャイズは過去に経営に関わったことのない人でも、失敗のリスクを抑えて成功しやすいシステムです。

一方で経験量の差などが原因で、法的トラブルに発展するケースが多いのも事実。
誰でも簡単に成功できるとはいい切れません。

フランチャイズを最大限に利用して、自分で納得できるビジネスを叶えましょう!

Checkとそれに向かう矢印
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