仕組み・ビジネス

【成功への近道!】低資金でも開業できるビジネスと節約のコツまとめ!

積み上げたコインとひらめきマーク

起業は誰でも、簡単にできる時代です。
とはいえ事業計画を立てたり、仕入れルートを確保したり…と準備は大変です。

特に開業資金。
ハードルを下げるためにも、コストをかけずに開業できることは重要ですよね。
「低資金で開業できるビジネスはなにかないか?」と探している人も多いのではないでしょうか。

そこで今回、特に低資金で開業できるオススメのビジネスと、開業資金をおさえるコツを紹介します。
ぜひ、参考にしてください。

低資金でもOK!オススメのビジネス3選

BUSINESSと書かれた積み木と電球マーク
低賃金で始められる開業ビジネスは様々ありますが、その中でオススメなのは以下の5つ。

  • WEBライター
  • 人材紹介サービス
  • ネットショップの経営
  • 弁当屋
  • フランチャイズ

なぜこのビジネスが低資金で開業できるのかをご紹介していきます。

WEBライター

クライアントから案件を受注し、WEBサイト上に掲載するための記事を執筆するお仕事になります。

  • 検索エンジンの評価に合うように構成やキーワードを整える
  • 商品の魅力を伝える
  • 企業や団体の取り組みを伝える

などといったクライアントのリクエストを聞き文章を書きます。

文章を書のが好きな人なら誰でも気軽に始めることができます。

また仕事に慣れスキルアップをしていくと

  • 記事の企画、構成
  • リライト(既存の記事を修正)し、アクセス数の改善を狙う

といった仕事も受注できるようになり、報酬もあがっていきます。

必要なものはインターネットとパソコン1台あればOK!

高性能なパソコンは不要ですので低資金で始められちゃうんです。
すでに使用中の機材があるようなら、初期投資0円といってもいいかもしれません。

ま決められた納期を守らないといけませんが、いつどこで作業してもいいんです。

休みの日に集中して仕上げてもいいですし、朝や寝る前の暇な時間に少しずつ書き上げても良し。

今ではカフェで優雅に仕事してる人もたくさん見かけますね。

個人的には、旅をしながら旅先のホテルなどで記事を書き、その収入でまた旅をするといったような生活に憧れます(笑)

とにかくお金をかけずに低資金で、自分のペースで働きたい人にWEBライターはオススメです!

人材紹介サービス

人材紹介サービスとは、転職をしたい求職者と企業をマッチングさせるお仕事のこと。
転職エージェントともいいますね。

転職が当たり前になった今、参入しやすいことや採算性の高さから、注目を集めているビジネスです。

特に、比較的低資金で開業できるという点が大きなメリット。

普通、会社を起こす際に資本金はいくらに設定してもOKですが、人材紹介サービスの場合は規定により500万円以上が厚生労働省の認可申請条件です。
最低ラインがあるので注意が必要ですが、初期投資としてはかなり低資金でしょう。

融資を受けず、自己資金のみで開業する人も多いみたいです。借金をしないで開業できることは大きな魅力ですよね。

また、採算性もかなり高いといえます。

人材紹介サービスの報酬は人材をマッチングさせることによって発生し、その報酬額は求職者の年収の30〜35%程度が目安といわれています。

つまり年収400万円の人材を紹介できたなら、120~140万円の報酬を貰えるわけです。

経費などを差し引いても、売り上げ単価は相当高いといえますね。

ネットショップ(ドロップシッピング)

ネットショップ(ドロップショッピング)とは、インターネットを介して買いものをすることを指します。
お客さんにとっては、実際に店舗に行かず家などで24時間買い物が出来るというメリットがありますね。

インターネットを活用して出店するため、実際に店舗を持つのと比較して固定費が安く低賃金で運営出来るメリットがあります。

一方で、お客さんが実際に手に取って商品を見ることができません。お店のホームページのレイアウトを見やすく、買いやすくする工夫する手間が必要になってきます。
お客さんは写真と文章でしか商品の品定めが出来ないので、売りたい商品の特徴をわかりやすく伝える工夫も必要です。

他にも、インターネットで検索されやすいようにする工夫なども考える必要があります。
※インターネットで検索されやすいようにする工夫のことを「SEO対策」といいます。

弁当屋・デリバリー

弁当屋は低予算で開業しやすい業種の一つです。
店舗で販売する以外にもデリバリーのサービスも提供することによって、お客さんが手軽に利用しやすくなるなど、工夫のしがいがあるビジネスです。

最近は、共働きの世帯がとても増えています。
朝から晩まで一生懸命働いていると、帰る頃にはヘトヘトでご飯を作るのもおっくう…ということも多いと思います。
朝の支度も分単位で準備をしなければならず、お昼の弁当を家で作るのに朝早く起きるのが大変、という方も多いはずです。
中には、夜もしっかり自炊をして、朝もしっかり早起きしてお弁当づくり、という方ももちろんいるでしょう。

わたしは面倒くさいと思う人の筆頭です(笑)
そんなニーズに応えられるのが弁当屋ですね!

また、高齢者にとっても、毎日毎食の食事を作ることは大変な労力です。
しかし、健康的に生活するためには栄養バランスに配慮した食事をとることはとても大切ですね。
もし弁当屋でも、栄養バランスのしっかりとれた食事を簡単に取ることができれば、それは高齢者にとって、とても助かるサービスです。

デリバリーサービスを提供する工夫を取り入れることで外に出て買いに行く手間も省けますので、一般の方にとっても高齢者にとっても利用しやすいお店になるなど、工夫の余地はたくさんあります。

弁当屋を開業するには、店舗を用意したり、厨房施設を作ったりしなければいけませんので、初期費用が発生します。
しかし、弁当屋として営業していたテナントの設備をそのまま引き継ぐことを条件に安く借りることのできる「居抜き物件」というものもあります。
こうした物件をうまく探すことができると、厨房施設等の設備を用意する費用を抑えることができます。

ただし、条件の良い居抜き物件を見つけたときには、念のためなぜその物件が市場に出たのかを考えることを忘れないようにしてください。
もしかすると、お客さんが入らなかったなにか特別な理由があるかもしれません。

もちろん、自宅でも弁当屋は開業できます。
しかし保健所の許可を取得できるような厨房にリフォームする必要があるため、リフォームに費用がかかってしまうかもしれません。

最後に、フランチャイズに加盟する開業方法があります。
フランチャイズ契約は様々なものがありますので開業資金も一律には語れませんが、安価な契約だと10万円ほどの初期費用で開業できることもあります。

外出をせずに営業バランスのとれた食事がとれ、高齢者にとってもやさしい弁当屋のビジネスは今後も一定のニーズがありますので、お弁当屋を開業に選ぶことはおすすめできます。

フランチャイズ

フランチャイズを利用して開業するのも低予算で開業する一つの方法です。

通常、開業にはまとまった資金が必要です。
店舗を持とうと思えば、敷金・礼金・家賃、そして商品の仕入れ代金など初期投資のお金が発生し、開業するというだけで敷居が高くなってしまいます。

しかし、フランチャイズを利用することによって、初期費用を低く抑えることが可能です。
フランチャイズには、清掃会社や飲食店、学習塾、コンビニをはじめとする小売業など、多岐に渡って様々な業種があり、開業を低予算で始めるため仕組みや工夫が目白押しです。

また、個人で新たな事業を始めたときと、フランチャイズで開業したときでは、お店を知ってもらうキッカケづくりも大きく異なります。
フランチャイズ、契約条件によってブランドも活用することができるため集客がしやすいメリットがあります。

ボードに様々な資料を貼って眺める男性
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低資金で開業するための節約術!

お札の上に立つCOSTの積み木とサラリーマンここまで、開業を始めるに当たって低資金で始められるオススメのビジネスを紹介してきました。

次は、開業資金を低く抑えるための節約術を紹介していきます。
経営していく中では、いつどんな不測の事態に陥るかは誰にもわかりません。
開業するために用意をした限られた資金を少しでも残し、今後のための保険として残していく事をオススメします。
もしくは、「これだけは良いもので始めたい」と思う物のために予算のやりくりをしっかりしましょう!

最初は小規模に。人は雇わず開業する

「せっかく開業したので、1人や2人部下を雇ってみたい」

ちょっと待ってください!

気持ちはわかりますが、いきなり人を雇うのはオススメしません。
人を雇うのにはものすごく費用がかかります。
給与やボーナス、福利厚生など必要経費がかさみます。

安い給与や福利厚生をが手薄になると、当然良い人材は採用できません。
誰もそんなところで働きたくはないからです。

まずは1人で開業して、黒字化を目指しましょう。
従業員の雇用は黒字化してからでも遅くはありません。

開業資金で削れる部分はないかもう一度振り返る

一見、削れなさそうな費用でも、工夫次第ではもう少し節約できるかもしれません。
節約でおすすめな工夫をいくつか挙げてみます。

  • 居抜き物件を契約する
  • 造作譲渡金を交渉する
  • 内装は出来る限りDIYをする
  • 足りないものはリサイクルショップを利用する
  • 見積もりは複数の会社に依頼する

居抜き物件とは、前に入っていたお店の内装や備品などがそのまま残されている物件のこと。
初めから内装がリフォームされていたり、開業しようとしている業種に必要な構造であれば費用は抑えられます。
居抜き物件を譲渡するために必要なのが造作譲渡金です。前のオーナーと交渉することによって、価格を下げることができます。

居抜き物件なら内装もそのまま使えますが、それでも自分が思い描いているイメージとは違う場合もあると思います。
そんな時は自分でDIYをしましょう。業者へ発注するよりもはるかに節約できます。

それでも設備が足りない時はリサイクルショップで中古の物を買いましょう。
新品も良いですが、中古でも十分使える物はたくさんあります。

しかし、業者に頼んだほうが良い場合もやっぱりあります。
そんなときは必ず複数の会社に見積もりをお願いしましょう。
自分でやるよりも安い、もしくは資金を出せる妥協ラインであれば業者に頼んだほうが上手に出来ると思います。

開業資金の準備で負担になる家賃の節約を最優先に考える!

開業資金の中で大きな部分を占めるのが家賃(物件取得費用)です。
築年数が若いほど家賃は高くなりますし、立地も良い場所にあればその分家賃も高くなります。
仮に古いテナントでも、他の諸経費に比べるとやっぱり大きい金額が動きます。
仕方のない面もあるかと思いますが、開業資金を節約するためには最優先に考えたほうが良いです。

自分が開業しようと考えているビジネスに合ったテナントを見つけることができるまで、なんとか粘りましょう!
ビジネスに合ったテナントを見つけることによって、家賃にかかる費用は大幅に節約できるかもしれません。
また、同じ地域で家賃が異なるように、物件のオーナーによって敷金や礼金の金額も異なります。
人気のある土地や人気物件に関しては交渉は難しいですが、不動産仲介業者に交渉をお願いしてみるのも良いと思います。

必要設備の調達方法は購入だけじゃない!「レンタル」も検討しよう!

開業するときには、必要な什器類をすべて買おうとしてしまいがちです。
しかし、必要になる什器類もレンタル出来るサービスがあります。
マネキンやソファ、雑貨まで様々なレンタル品があり、購入するよりも安く準備することができるので節約に繋がります。

また、オフィスに関してもレンタルオフィスという選択肢もありますね。
店舗を借りる際には、年単位で賃貸の契約をし、その後、必要な什器類をそろえるのが一般的です。
しかし、レンタルオフィスの場合は、月額利用契約で借りることが出来るうえに什器類も一通り揃っていることが多いんです。
更に、主要駅前付近の立地を探せば、従来の価格よりもはるかに安く店舗を用意できるかもしれません。

インキュベーション施設の利用もオススメ!

インキュベーション施設、日常ではあまり聞かない言葉ですよね。

インキュベーション施設とは、開業をしたい人にオフィスを安価に提供したり、開業時の流れや経営ノウハウを教えてくれるアドバイザーを派遣してくれたりするなど、開業未経験者の支援に手厚い施設です。

英語で卵の孵化(incubation)という意味があるように、新規事業の立ち上げを育てるのが目的なんです。

アドバイザー付のレンタルオフィスといえます。

地方自治体や大学などによって運営されており、その数は現在全国で200箇所以上あります。
入居には審査に受からないといけないので、必ず利用できるというわけではないのですが…

開業初期の知識と経験の不足を解消してくれるので、独立開業する人にとっては非常にオススメですよ!

まとめ

低賃金で開業できるオススメのビジネスと、なるべく準備資金を節約するための方法を紹介してきました。
開業すると言っても、必ずしも大量の資金を用意する必要はありません。
利用できるものはどんどん利用しましょう。
そして、節約できることはどんどん節約しましょう。

費用を安く済ませることに越したことはありません。

開業をしたとしても、日々の運転資金がギリギリな状態になってしまったとしたら、精神的につらいと思います。
開業前に節約できることは節約し、今後に備えていく事が大切です。

準備資金が大きくかかるがゆえに、開業をあきらめたり、見送っていた方、ぜひ参考にしてみてください。