近年、政府が副業を推奨したことや収入面の不安をきっかけに、副業を始める方が増えています。
副業は収入を増やすだけではなく、自身のスキルアップにもつながります。
フランチャイズビジネスにも、副業として始められるプランがあるんです。
本部からのバックアップを受けられるフランチャイズが、副業で始められたら、かなり心強いですよね!
そこで今回は、副業としてフランチャイズを始めるメリットやデメリット、オススメしたいビジネスモデルをご紹介。
「副業を始めたいけど、1人では不安」
「会社を辞めずに、フランチャイズを始めるなら何がいいの?」
そんな疑問にお答えします!
副業にフランチャイズを選ぶ3つのメリット
フランチャイズとは、ビジネスモデルのひとつ。
すでに起業している会社(本部)と契約を結び、ロゴや商品・経営マニュアルを利用できるようになります。
オーナーは、ロイヤリティという名目で商標や運営マニュアルの使用料を支払います。
コンビニなどの店舗型ビジネスのイメージが強いので、副業で始められる印象があまりないのですが、やり方によっては可能なんです。
ここでは、副業としてフランチャイズを始める3つのメリットをご紹介します。

ゼロから始めなくていい
副業を始めるメリットのひとつは、失敗してしまっても収入が途絶えないことにあります。本業による収入があるので、万が一廃業しても大きなダメージにはなりにくいんですね。
そんな副業ですが、本業に支障をきたす可能性があります。
副業はプライベートな時間を使って行うため、休みが少なくなります。
無理をして経営を続けて体調を崩し、本業が務まらなくなってしまった人も多いようです。
そのため限られた時間で、効率的に経営を進める必要があります。
フランチャイズならすでにビジネスの土台は整っているため、早い段階で経営に集中できます。その経営も本部のアドバイスを受けながらできるので、効率的にビジネスを続けられるんです。
資金面でサポートを受けられる
フランチャイズで起業する場合、開業資金を抑えたり、融資を受けやすくなったりと資金面でのメリットが大きいです。
開業時の建物や設備の費用を負担したり、貸し出しを行っている本部もあります。
また原材料・資材は本部が仕入れ先を確保しているため、安定した供給を受けられます。
そのため開業資金が抑えやすいんです。
融資を受けやすくなるのは、本部のバックアップがあるからです。
すでに実績のある事業形態で経営を行うため、金融機関からの信用を得やすくなっています。
さらに本部が事業計画書の作成をサポートしてくれるため、審査もスムーズに進みやすいんです。
これらの理由で、開業資金が集まりやすくなるんですね。

経営ノウハウを取得できる
フランチャイズは、基本的に未経験者を前提として募集しています。
そのため研修や経営指導といった教育体制に力を入れている本部が多く未経験の業種でもチャレンジしやすいです。
経営に関わった経歴がなくても、本部からマニュアルやアドバイスを提供してもらえるため、安心して起業できます。
脱サラを見すえて副業を始める人にとって、すでに起業した会社の経営方法を学びながら収入を得られるのは、大きな魅力ではないでしょうか。
副業にオススメしたい3つのフランチャイズビジネス
「フランチャイズ」と聞くと、コンビニやファーストフード店のイメージが強く、副業としての印象がないという人もいるのではないでしょうか。
フランチャイズは、カーシェアリング事業やリペア業など、さまざまな業種で展開されているため、実は副業として始めやすいんです。
そんなフランチャイズの中でも、特にオススメしたいビジネスをご紹介します。
- 投資型フランチャイズ
- ネットビジネス
- ビジネスオーナー
どれもスケジュールの調整がしやすく、サラリーマンをしながらでも続けやすいビジネスです。
早速見ていきましょう!

投資型フランチャイズ(土地活用フランチャイズ)
投資型フランチャイズとは、経営に必要な資本投資と、店舗の経営を切り離しているフランチャイズビジネスです。
加盟店のオーナーは資本投資に専念し、店舗経営は本部や他の加盟者が担当します。
コインパーキング経営やコインランドリー経営といった土地活用ビジネスが中心となっているため「土地活用フランチャイズ」と呼ばれることも。
土地活用の事業は流行や景気の影響を受けにくいため、比較的長期的な収入が見込めます。
さらにオーナーの仕事は集金や見回りだけなので、スケジュール管理もしやすいのもメリットです。
デメリットは、初期投資が高額になりやすいこと。
コインパーキングなら、精算機や防犯(監視)システム、看板などの設備が必要ですよね。これらの設備を整えるための工事費用が含まれるため、初期投資は高額になりがち。
また、同業他社との差別化が難しい点もデメリットとしてあげられます。
本部を選ぶときは、いかに条件の良い立地でビジネスを始められるかが判断のポイントになりそうです。
ですが工夫をこらすことで差別化を図ることもできます。
コインランドリー経営では、待ちスペースに手相占い師や似顔絵師を呼んでイベントを開催しているところもあるそうですよ。
ネットビジネス
ネットビジネスとは、インターネットを活用したビジネスの総称です。
フランチャイズで始める場合、輸入した商品を自分のネットショップで販売したり、オンラインのみで不動産の仲介をするビジネスなどがあります。
ネットビジネスの魅力は、パソコンさえあればどこでも仕事ができること。
お店を構えなくても開業できますし、好きな時間に作業を行えるので、副業にピッタリです。
専門的な知識が必要になることもありますが、フランチャイズなら本部がサポートしてくれるため、簡単に始められます。
ビジネスオーナー
自分は店頭に立たず、店舗経営だけに専念する方法があります。
商品(サービス)の提供は従業員が行うため、本業の仕事をしている間も利益が生み出されます。
コンビニ業界には店舗の運営は雇った店長に任せ、自分は経営戦略を立てて指示を出すだけというオーナーもいます。
経営が初めてでも、フランチャイズなら本部がバックアップしてくれるので心強いですよね。
店舗経営だけやるつもりでも、店長・従業員とのコミュニケーションは忘れずに。
モチベーションの維持にもなりますし、トラブルが起きても上手く連携を取って解決につなげられます。
自分が通える範囲にお店を構えれば、小まめに顔を出すこともできるので、従業員も安心して働けます。
まとめ
副業が忙しすぎて本業がおろそかになってしまっては本末転倒です。副業は効率的に進めたいですね。
フランチャイズなら、すぐにでもビジネスを始められる仕組みが出来上がっているので負担も少なく済みます。
どんな事業でも必ずリスクがあります。無計画な経営はいずれ行き詰まってしまう可能性が高いです。
そのため、自分に合った業種・本部を選ぶことが重要なポイントになります。
最近では副業で始められるフランチャイズも増えているので、アンテナを張って情報を集めてみることをオススメします。
