仕組み・ビジネス

【2021年】売り上げは増加した?最新の情報からみるフランチャイズの今

新型コロナの感染拡大による自粛要請、はまだまだ続きそうな昨今。
今まで通りの働き方に不安を覚え、脱サラや副業を検討している人は増加傾向にあるようです。

起業の手段としておすすめなのは、フランチャイズです。
経営に関して未経験でも、本部が経営ノウハウやサポートを提供してくれるので安心です。
ブランド力を活かすことで、集客面でも有利に。
すでに知っていて、気になっている…という方も多いのではないでしょうか。

今回は、最近のフランチャイズビジネスの動向についてまとめました。
気になっているという方はぜひご覧ください!

フランチャイズ市場は今、どうなっているの?

虫眼鏡のイラストとNEWSの文字
フランチャイズの当初は、レストランなどの飲食店やコンビニなどの小売業が主でした。
そして現在はサービス業や福祉業、学習塾などの様々な分野で多く展開されています。

本業とは別に副業を検討する人も増え、多くの人が開業を行なうようにもなりました。
フランチャイズ契約の多様化にともない、フランチャイズに参入する人も増えてきています。

フランチャイズ契約者は日本国内だけにとどまらず、海外でビジネスを展開するケースも登場し、フランチャイズ市場の成長にはこれからも目が離せません。

加盟を検討している人は去年より増加した!

「株式会社Dai」のWEBリポートによると、コロナ禍で先の見通しがつきにくいなかでも、フランチャイズの加盟を検討する人は去年よりも増加しているようです。

コロナウイルスの影響で一時期は減少傾向にあったものの、5月あたりから加盟者が増え始め、6月に入るころには過去史上最多となりました。

これは、社会に対するニーズや対応の仕方、生活様式が分かってきたからです。
経済活動の変化は依然として読みにくいなかではありますが、だからこそフランチャイズ加盟者は増えてくることが予想できます。

チェーン数・店舗数は減少するも、売上高は増加

2020年はコロナウイルスの感染防止対策によって外出の機会が減り、お店へ訪れる人も減りました。
フランチャイズ各社もブランドと店舗の統廃合を進めて経営の合理化を図り、チェーン数・店舗数は減少しました。

結果的にはチェーン数、店舗数は前年より微減でしたが、売上高は前年度を上回っています。

2019年度(2019年4月~2020年3月)「JFAフランチャイズチェーン統計調査」報告によると最も店舗数が減少したのは「サービス業」でした。
これは、消費税増税の影響が大きかったとされています。
一方で、介護事業や高齢者向けの宅配事業も統廃合はありましたが、全体的にみると売り上げは増加しています。

外食業の統廃合も多く、店舗数は減少したものの、こちらも売り上げは増加しています。
特に外食業では商品のテイクアウト需要の高まりに対応をし、自宅での食事ができるようにしたことで売り上げを維持することに成功しています。

2021年に入ってから注目を集めているビジネスは?

コロナ禍でも、しっかりと利益を出して黒字経営をしているフランチャイズの店舗や企業は多々あります。

中でも注目したいビジネスは、サービス業です。
店舗数は減少していましたが、宅配や学習塾など、コロナ禍で変化する消費者のニーズを素早くキャッチしてサービス化できれば、頭ひとつ抜きに出ることができます。

高齢者を対象とした介護事業の需要は依然として高いことも忘れてはいけません。

一時的に収入が減って困っている方向けの買取サービスも一定の需要が期待できます。
買取業は運営コストも工夫次第で抑えることも出来ますし、不況にも強い傾向があります。
不況=資産現金化をするからです。

飲食業は厳しい状況が続いていますが、生活様式の変化に対応することで一定の利益は確保できるでしょう。
特に今、飲食業において注目されているビジネスは「中食ビジネス」です。
「なかしょく」と読みます。
中食ビジネスとは、外食(外で食べる食事)と内食(自宅で調理する食事)の中間の食事です。
いわば、「おかず」を提供することです。
自宅で過ごす時間が増えるなかで需要が高まり、今まさに目を集めています。

まとめ

いつの時代も社会の変化を捉え適応したビジネスが生き残ります。

2021年現在は好立地物件でも撤退する店舗が多くなっているため、新規参入者にとってはチャンスのタイミングでもあります。

大切なのは社会の状況をみて人々に求められているサービスや商品を提供することです。
戦略次第では一見不利なビジネスでも大きく利益を出すことは可能ですので、この記事を読んでくださっている方の参考になれば幸いです。

Checkとそれに向かう矢印
【2024年】買取店のフランチャイズを徹底比較!おすすめ9選ここでは当サイトで紹介しているフランチャイズ本部を、一覧にしています。2022年には3兆円規模の市場になるといわれる買取業界。新たに参入した企業も出て、本部の選択肢が増えています。企業を見比べて、自分のビジネスプランに合う本部を選びましょう!...