買取店フランチャイズの主力取扱い商品のひとつ、高級時計ロレックス。
さまざまな商品を扱う中古市場の中でも高級時計は根強い人気があり、高値で売買されています。
中古品の人気も高く、高級時計専門の買取店も存在するほどコレクターが多い商品です。
さらに近年では高級時計の流通量が減り、相場が高騰していることをご存じでしたか?
特にロレックスの人気は群を抜いて高く、異常と言えるほどの値段が付いています。
買取店の経営を大きく左右する「ロレックス」相場の今について解説します。
今、ロレックスの価格が爆上がりしています
高級時計といえばカルティエやオメガなど有名なブランドがいくつもありますが、その中でも別格の人気を誇るのがロレックスです。
ロレックスの価値は10年たっても変わらないと言われ、中古品でも新品同様に高額な値段で売買されているほどです。
特に近年では人気が高まっているにも関わらず、正規販売店での取扱量が減少しているため、並行輸入品や中古のロレックスの値段はますます高騰しています。
なかでも、人気のステンレス素材のプロフェッショナルシリーズは、最低でも100万円以上するのが当たり前となっています。
人気のモデルはプレミア価格が付き、並行輸入店では正規販売店よりも高い値段で並び、300万円を超えるものまで登場しています。
購入制限されたロレックスを手に入れるのは至難の業
なぜかというと今、ロレックスは買いたくても買えない状況になっているんです。
ロレックスの人気が高まるにつれて、ロレックスを買い占めてネットオークションで転売したり、海外で仕入れたロレックスを並行輸入したりする業者も増加。
人気モデルの価格が乱高下することを防ぐための対応策として、ロレックスが購入制限を導入したからです。
購入制限は2019年11月からスタート
購入制限は2019年11月よりスタートし、現在、正規販売店では一部の特定モデルについては自由に買うことができません。
正規販売店で購入するときには顔写真のついた身分証明書を提示する必要があり、しかも複数のロレックスを購入することもできません。
■対象モデルについて:購入した同一モデル品番は5年以内の再購入不可
■購入時の条件:身分証明書の提示、他人への転売は一切不可
「お一人様一点まで、5年間の同一モデルは購入不可」という制約に加えて、対象モデルを購入した人は、他のモデルであってもその後1年間は購入ができないというルールまであります。
これでは、一度購入してしまったら、ほかにプレゼント用に購入したり、色違いのモデルを買うことができません。
転売業者だけではなく、複数のモデルを集めたいコレクターにとっても大変な痛手となりました。
※対象となるのはプロフェッショナルシリーズですが、エアキングやミルガウスは含みません。
また、ステンレスモデルに限られており、対象モデルであっても、コンビや無垢モデルに関しては例外となります。
購入制限とコロナ禍の影響でますます高騰する価格
ロレックスが規制を強めたことにより、ロレックスコレクターの需要は増えるばかりです。
定価で購入できる日本ロレックス正規販売店は常時品薄でなかなか入荷してこないうえに、厳しい購入制限があります。
また、購入制限は並行輸入店の入荷にも影響し、店頭に並ぶ商品は定価より高いプレミア価格での販売が多くなっています。
そんな中で、2020年に流行した新型コロナウイルスはロレックスの生産拠点も直撃し、工場は閉鎖され、生産がストップ。ロレックスの流通量はますます減少してしまいました。
コロナ禍による減産に加え、海外からの輸入が難しくなったこと、正規販売店での購入が制限されていることなどから、中古品のロレックスの価格はどんどん値上がりしています。
買取店にとってロレックスの売買はビッグチャンス!
ロレックスの販売価格がスゴイことになっていることがお分かりいただけましたか?
ロレックスの正規販売店が購入制限を設けたこと、コロナ禍で工場や流通がストップしてしまい生産量や輸入量が減少していること――から、ロレックスの値段はますます高騰しています。
ロレックス相場の高騰により、中古品のロレックスにも“コロナバブル”が訪れています。
ロレックスの規制もまだ続いており、コロナショックによる減産も解決していないことから、これからもロレックスの入手困難な状況は続くものと予想されます。
人気モデルのロレックスなら、どんなに高額でもよいので手に入れたいというコレクターが増加しています。
買取店フランチャイズを経営するならこのビッグチャンスを逃さず、しっかりと稼いでくださいね!